2009年5月19日火曜日

27. 新聞の俳句欄に投稿

(a2.子育て時代)

 上の子が5才位のころ俳句に興味を持ちはじめました。
その頃の俳句に

  はしゃぐ子をとらえて祭の法被着す
  障子の間成りて眺むる柘榴の実

などがあり、銀行勤務のかたわら俳句を楽しんでいた義父に添削して
もらったこともあります。

 1977年(昭和52年)その義父が入院し同年3月23日の朝日新聞の大和俳壇に

  雛の日に雛なし父の病み給ふ

が末席ながら入選・掲載されました。

 そのときの選者は右城暮石(うしろぼせき)先生で、その後先生主宰の
俳句結社「運河」に入会し、句会に出席するようになりました。
義父は1979年5月、右城先生は1995年8月なくなりましたが、
私が俳句の世界に入り、今でも下手ながら俳句を続けておられるのは
このお二人のおかげと感謝しています。

0 件のコメント: